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資金繰り改善のポイントは「1か月サイクル」で考えること

2021-06-02 (水)

会社経営をしていると、人件費や地代家賃、借入金返済、リース料、保険料などいろんな支出があります。

これらの支出について、原則として共通していること、それは基本的には1か月単位で支払いが行われているということです。

(もちろん、賞与や年払保険料、年払地代家賃のように、年単位や半年単位で支払うものもありますが、ここでは原則論で考えてみます。)

となると、会社の資金繰りを安定的に運用するには、入金サイトも1か月以内のサイクルで回す必要が出てきます。

ところが、実際は試算表や決算書で売上債権(売掛金、受取手形など)と売上高を見ていると、1か月以上のサイクルで売上債権が回収されているケースが多いです。

しかし、現実を見れば、相手あっての取引ですので、なかなか入金サイトの短縮は交渉で改善できないのも事実です。(得意先に単純に債権回収サイトの短縮を依頼したとしても、かえって信用不安を仰ぐことになりかねないからです)

では、どのようにすべきか
①新規取引先については、入金サイトを1か月以内の取引に限定する(手形取引禁止)
②入金サイトの長い既存取引先との取引規模を拡大させない
③入金サイトが1か月以上の取引先の取引金額に見合った資金調達を行う
④入金サイトを短縮を得意先に条件提示する場合(手形取引の場合など)、金融機関からの資金調達金利以下の金利を割引くことを条件に交渉する
⑤入金サイトと同水準の支払いサイトへの変更を検討・交渉を行う

といったような対応策を考えます。

皆さんは、自社の入金サイトが何日サイクルで回っているか、把握する(先月と今月の比較、前年同月と今月の比較など)のはもちろんのこと、入金サイトと支払いサイトのサイト差を考えて、資金繰り改善に取り組んでみましょう。

プロフィール

財務マネジメント株式会社 代表

森岡寛

財務マネジメント 代表取締役 森岡 寛

高知県高知市出身。1974年9月23日生まれ。実家が製麺卸売業を営んでいることから、幼少期より経営に関心を抱く。中学卒業後は高校に進学せず、大検取得後の1995年、近畿大学に進学。在学中は会計学研究会に所属し、管理会計の研究に従事。大学卒業後の1999年、大阪市内の大手会計事務所に勤務。入社3年目から経営幹部に抜擢され、以後2年半にわたり、部署売上目標を全て達成。実務面では、税務・経営・人事コンサルティングを担当する中で、中小企業の財務の重要性を実感し、2003年8月退社。同年9月起業。起業後は中小企業に特化した財務コンサルティングを東京・大阪で実施。現在は「キャッシュフローの専門家」として、セミナーやコンサルティングを中心に、中小企業のキャッシュフロー改善に努める一方、チャットワークをベースにITツールを活用した「顧客に会わない」ワークスタイルでも注目を集めている。

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